ほのぼのZさん

車に関すること、旅行へ行った記録など、まったり書いていきたいと思います!

 

さよなら、フェアレディZ…!? PART2~費用かクオリティか~

 

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修理(OH)するか、降りるか…

 

もちろん当時は3.5Lなどと言えば、大きな顔をできたかもしれませんが、20年以上経った今、正直Zより速い車は沢山あります。

 

モーターとガソリンを両方使うことによって、爆発的な推進力を出すことが出来るし、ターボもダウンサイジングされて、性能もかなりアップしています。

 

Zも後付けターボ、スーパーチャージャーでモンスターマシンに変身させることも可能ですが、それだったら中古車でも十分速い車を買える世の中になりました。

 

そこで、Zに乗る楽しみとしては、やはりV6は良い音がするということになります。

自分は速さは憧れですが、絶対的な条件とは言い難いです。

 

さて、整備するとして、選択肢としては…

  1. 中古のエンジンを乗せ換える
  2. リビルドエンジンを乗せ換える
  3. 今のエンジンをOHする。

 

安い順で1から並べてみました。

そこで各々のメリット、デメリットを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

1.中古のエンジンを乗せ換える。

【メリット】

中古のエンジンなので、走行距離次第で値段が決まる、勿論二桁不可避だが、全体的に安く済む傾向にある。ご自身でエンジンを乗せ換えることができればかなり安い。

 

【デメリット】

あくまで中古のエンジンであることを理解しなければならない。

エンジンの不良は主に消耗品の劣化によることから起きる場合が多い。つまり乗せ換えてもそのエンジンもすぐにダメになるリスクがある。

 

2. リビルドエンジンを載せる

【メリット】

これはタイミングが合えば…の話です。殆どの仕入れ先は某オークションになるのではないでしょうか。すでにOH済のエンジン、またはそれにチューンを施したエンジンまで、色々出品されることがあります。元のエンジンよりパワーを得ることが出来るかもしれません。

 

【デメリット】

中古のエンジンを乗せ換えるよりも購入価格が高めなので、費用は必然的に中古より高くなります。

チューンがされているエンジンだとかなり高額になっている場合もあり、エンジン購入だけで三桁いくことがあります。

 

3. 今のエンジンをOHする。

【メリット】

今まで使っていたエンジンの修理になるので、消耗品交換は勿論、研磨まですれば、新品同様のクオリティを得ることができます。

よって今後のメンテナンスを怠らなければ、20万km 30万km普通に乗れます。

(現在自分のZは20万km走ってます。)

 

【デメリット】

エンジンをばらして修理するので、修理に必要な期間が長いことです。

分解して交換する消耗品を発注し、それから整備うんぬんとなると、やはり2、3ヶ月はかかります。

 

それぞれのメリット、デメリットがあり、自分がどの状況に当てはまるかで選択肢は変わってくると思います。

 

 

自分はとにかく愛車と少しでも長い時間一緒にいたい想いが強かったので、今回は今あるエンジンをOHすることで、整備士さんと話を進め、さっそく行ってもらうことにしたのでした…

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続く。

 

 

 

 

 

 

 

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さよなら、フェアレディZ…!? PART1~エンジンOHという覚悟~

 

もう年を越したので去年の話になってしまいますが、一度本気でZを降りようとしました。

 

症状としてはエンジンオイルが異常に早く無くなることでした。

 

エンジンオイルの交換は自分で行っていましたので、異常なほどエンジンオイルが減ることに早めに気づくことが出来ました。

 

結局私のZ33はもう20年落ちの車両… 不具合だらけの中古車での購入でしたが、やはり自分の好きな車に乗るのが一番(人生一回!)ということで購入しました。

 

よくネットの記事でもZ33の故障あるあるが挙げられていますが、確かに自分も購入してから数々の修理にお金を使ってきました(笑)

これから購入を検討している方へ参考になるように、自分が修理した項目を挙げておきます。

  1.  サイドウインドウの不良(モーター交換)
  2.  ドアハンドル不良
  3.  ラジエーターからの液漏れ
  4.  帆開閉のモーター不良 (ロードスターのみ)
  5.  コイル不良による失火
  6.  カム角、クランク角センサー不良
  7.  オイルにじみ (多数箇所から)
  8.  オイル上がり

これくらいでしょうか。 特にオイル上がりはスポーツカーのように回転数を上げやすい車は起きやすいので気にしない方が多いと思われますが、私の場合、1,500kmで1Lの消費でした…これは明らかに異常消費です。

 

 

 

 

 

オイルは人間でいう血液…定期メンテナンスは絶対に欠かしてはいけません。

たまに道路で白煙を上げながら走っていく軽などを見かけることがありますが(この場合はオイル上がりを起こしています。)

あー、車がもうすぐ亡くなる前兆だなと悲しい想いになります。。

 

「車は足」という考え方は間違いとは言いませんが、「勿体ない精神」を持ち、他国から尊重される国の民なのですから、もう少し考えて維持して頂きたいのが本音です。

車検があるから大丈夫、ではないのですよ?

 

 

話を戻すと、しょっちゅうオイルを継ぎ足さなければならないZ、オイル交換の時に某化学工業さんから出ている、オイル上がり防止(ピストンにあるゴムを膨張させる薬)

を一緒に入れていた時期もありましたが、結局消費する量が減っただけで、2,500kmで1L消費までに遅らせることが出来ただけでした。

 

 

自分でも分かってはいたのですが、やはり整備士の方に診断してもらうと、

「ピストンリングの劣化だね」と言われました。。

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画像は日立金属株式会社HPよりお借りしました。

 

「あなたの息子、癌ですよ」と言われるくらい同等のショックでしたね…

どれだけ添加剤でごまかしても、寿命は必ずきます。

 

 

ここで、究極の2択

 

Zを降りるか、エンジンOHするか。

 

 

特に思い入れがない車の場合は、そりゃもう買い替えるでしょうが、、

まだまだこれから走りたい自分にとっては、苦しい選択でした…

 

続く。

 

 

 

 

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高音マフラーを目指して PART6~メタルはお嫌い?~

 

音の粒が揃ったところで、後は後ろに続く各パイプのφを絞ることできっと理想の高音マフラーを作ることができるはず.....。

 

エキマニの下は触媒といって、排ガスをクリーンにするものが付いています。

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勿論、触媒がなければ有害な物質をばら撒くことになります。そんな重要部品の触媒に対して、自分は浄化装置という認識より、「音量」に関わるもの(楽器の一部)だと思っています(笑)

 

音の質はエキマニで調節し、音量に関してはまず触媒、それ以降のサイレンサーうんぬんだと思っています。

 

なのでよく直管の標的とされるのはこの触媒の部分です。

しかし先述した通り、排気ガスを浄化できないので、走っていると車内に臭い排気ガスが侵入してきます。

 

あとエキマニの次に排圧がかかるところなので、必ず音割れ、トルク不足を起こします。

 

色々なメーカーの触媒からどれを選ぶべきか迷っていたところ、、サクラムのブログで気になるところが.....

実はサクラムはいわゆるスポーツ触媒(メタルキャタ)を推奨していないのです。。

 

純正に取り付けた際に良い音を出すよう設計されているので、要はいらんことして音が台無しになっても知らないということです。

 

 

推奨してないならしょうがないか....と思いましたが、やはり音量はある程度は欲しい。(迷惑にならない程度に)

 

そこでHKSのメタルキャタに目をつけました!

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in / out ともに60φの大きさで、もう音に関しては自己責任という気持ちで購入、装着しました。

前回エキマニで痛い出費を経験したばかりですが、欲望には勝てません。。

Z34がサクラムとメタキャタを装着した動画があったので参考にしました。

これで思ったことは、乾いたサウンドの輪郭がさらにハッキリし、ラッパに近い発音になるなと思いました。

 

装着した感じは思った通りで、非常に満足出来るものでした。

トンネルで吹かした時の音は本当にラッパみたいな感じです!

 


高音マフラー HKS触媒

 

恐れていた音割れに関してですが、等長エキマニの恩恵もあるのか、ベタ踏み以外はそんなにひどい音割れはしていません。

 

もちろん新品を購入したので、経年劣化でもし触媒がいい具合に焼けてきたらまた音が変わるかと思います......。

 

それでもメタルキャタの装着は自分の中では成功でした。

これで音量の確保が出来ました。あとは少しずつ高音化に向けて取り組むだけです。

 

続く。

 

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低回転域のパワーを求めて…PART1~ビッグスロットル加工~

 

マフラーの高音化は絶対に自分の中では行わなければいけないという義務感(?)のようなものはあるのですが、やはりちょっとはパワーが欲しいところ。

 

大排気量の高回転域で発揮できるパワーをマフラーで殺している今。

低速トルクでビンビンに走るようにくらいしかパワーアップは期待できません。

 

よくトルクアップをした車に関しては「ちょっと踏み込むだけでグイっと前に進むため、アクセル調節が難しい。」「乗り心地が悪くなった」

という意見を耳にしますが…

 

ええやん、上等や!!(゜▽゜)

 

と自分は思ってしまったので、どこから弄ろうと考えていたところ、エアクリやサクションパイプではなく、電子スロットルに目を付けました。

 

適当にトルクアップに関する記事を見ていただけなのですが、z33のスロットルを加工した実績のあるショップを発見。

 

お値段も3万円前後ということで早速加工してもらうため連絡しました!!

 

そのお店は、大阪にあるTRY BOXさんというショップです。

www.trybox.net

 

ビッグスロットル加工の内容は口径を広げるという作業と、コンピューターが「スロットルが異常だ!」と認知しないよう、センサーを弄ることです。

 

これにより吸気量をECUに左右されることなくアップすることが出来ます。

 

 

ナビを見ながら行ったのですが、最初はどこにショップがあるのか分からないくらい入り組んだところにありました^^;

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小さくこじんまりとした外観で、秘密基地のような感じがして好きでした。

 

現在はお父さんお一人で営業されているそうです。

とても気さくでお優しいお父さんでした。

 

車に関するお話やアドバイスも頂けて嬉しかったです。

 

お父さんが黙々と作業なさってるところを拝見させて頂きました^^

許可をもらって写真も撮らせてもらいました。

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作業時間としては一時間ちょっとでした。自分のZのスロットルが汚かったので、ついでにウォーターブラストで綺麗にしてもらいました!

 

そして見違えるようになったスロットルがこちら…

 

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見た目新品です!! あとは取り付けてもらい実走!

 

 

まず私が気にしている排気音についてですが、低音が少し音量上がります。

吸気も排気音に関与していますので、心配でしたが、許容範囲です(笑)

 

 

トルクに関しては、低速でグッと加速するようになりました!!!

体感で説明すると、アクセルをちょんっと踏んだ時のあのGがガンっとかかるようになった。

 

追い抜きとかもスムーズです。エアクリなどと組み合わせるともっと効果的だと感じました。

 

 

~FIN~

 

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高音マフラーを目指して PART5~等長の重要性~

 

Z特有でもあるのでしょうが、サクラムを装着して気になるのが、排気干渉によるZコミュニティ内でよく「ルルルルル音」と表現されるものです。

 

「音質」というものにどこまでこだわるかで、気にする人気にしない人は分かれると思います。

 

何度も言うように私が目指している「音質」は高音でストレスなく吹け上がり、かつ歌声のように登っていく音です......。

 

小さく咳き込みながら吹けあがっていくのはなんとももったいないと思ってしまいました。。いくら高音にしても歯切れ音がしていては満足できません。

 

元々排気干渉はエンジンの爆発の順から生じるものであり、V8エンジンは等間隔で各気筒が燃焼および方バンクづつ燃焼が起こるので、あのストレスのない音の上昇が出来上がるのです。

 

もはや車を作るというより、楽器を作ってそれにタイヤとハンドルをつけたような.....

調べれば調べるほどモデナに惹かれます!

 

これについて詳しく書いてある記事をご紹介します↓ 是非一読してみてください!

www.hai-sya.com

 

では一般的な8気筒以下のエンジンでより整った音を出そうとするならば、やはりエキマニ(エキゾーストマニホールド 通称タコ足)を等長にする必要があります。

これで少しでも排気干渉しないようにする。

 

サクラムもマキシムのエキマニを推奨しており、よりサクラムが歌うようになると評判のものでした。

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しかし新品で購入するにはとても高価なものであり、とても手が出ませんでした....。

 

ここで失敗したのが、海外製品の「ほぼ等長」エキマニを購入してしまったことです(泣) ステンレス製でお値段もマキシムの3分の1程度。。ほぼ....ならいいかとポチってしまいました。↓


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取り付け工賃だけで片手分の諭吉が飛んでいくV6エンジン....全く。。

 

取り付けてからエンジン始動した時はとてもやる気のあるサウンド!「ドルゥゥン!」といった感じで明らかに違いが分かります。

 

3,000回転からサクラムサウンド+ステンレスエキマニの賑やかな音が鳴ります。

しかしここで気に入らない点が.....

 

やはり踏み込むと音割れは起こします、しかしほぼ等長のおかげでバリバリ鳴りだすのが4,500回転くらいまで後ろにずれました。

 

もちろん音割れに対して効果はあったものの.....。

「違う」感が拭えませんでした。。かねてからyoutubeでマキシム付きのサクラム装着車の動画を見てきたからこそ思ったことで、結局失敗でした。

 

動画があればよかったのですが、撮り忘れていますので言葉で表現すると…

目指す音→「クオオオオォォォォン…」

現状の音→「パァァァァァェェェン…」

 

といった感じです。「違う」感は音の鳴り方ですね。濡れた薄いベールをまとった音ではなく、初めからとにかく賑やか…そしてちょこっとでも深くアクセルを踏もうものなら窓を開けるのも躊躇するくらいの破裂音。。

 

これが「違う」と感じた根拠です。

 

そこで毎日のように某オークションを見つめていたら、神様が呆れたのか、中古車から取り外したインパル製(=マキシム)のエキマニが出品されました!

 

ローン地獄まっさかさまですが、即落札!いつものお店に取り付けをお願いしました。

ショップの方には「そんなに変わらないと思うよ?^^;」と言われましたが、

とりつけて走り出したらもうそれは.....

 

素晴らしいの一言です。。

 

これが職人の技、音の探求者サクラムが推奨するわけだと思いました。。

すくなくとも5,500回転までは音割れしなくなり、し始めたかな....?と思っても明らかにバリバリいってる感じではなく、小さくババババ.....といっている程度で気になりにくいです!

 

これで音の粒は満足のいくものとなりました!!

 

さて次は......。

 

続く。

 

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高音マフラーを目指して PART4~サクラムの良さと我がままと~

 

サクラムの良さは以前書いたように乾いた甲高い高音です!

自分の場合は新品を購入する程お金持ちではないので、某オークションで約14万で購入!装着しました。

 

ここでこれからマフラーを購入しようとしている方に一言。。

 

値段=品質です。勿論例外はありますが、何が言いたいかというと、金額で購入するのを躊躇しているくらいなら買った方が、絶対に満足します。

たとえ新品でなく、中古でも....。

 

実は高音マフラーの候補としては有名メーカーHKSのSSM(スーパーサウンドマスター)も挙がっておりました。

お値段もサクラムよりかは少し安めの価格になっております。

 

でも音の質にこだわりがあり、何回もyoutubeで色々な動画を見て結局は頑張ってサクラムを購入しました!

比較できるように動画を貼り付けておきます。同じ高周波サウンドでも若干の違いがあります。どちらの歌い方がお好きですか?^^

 

 

SSMはどちらかというとしっとりした高音だと感じました。

どちらの商品もステンレスなので、やはりアクセルを踏み込むと若干音割れしているのが気になります....。

 

しかしそれは踏み込んだ場合であり、3,000~4,000回転まで回した時に自分好みなのはやはりサクラムでした。

 

ここでちゃんちゃんで終わるはずでした。装着してから数千キロはZに乗るのが楽しく、行く当てもないドライブに行くことが多々ありました。

 

 

しかし、自分の我がままが発動し、頭のネジが外れました(笑)

 

 

最初に記したように、元々目指していたのはモデナの様な歌い方をする高音。。。

ではサクラムをポン付けした結果が果たしてその欲求を満たしたのか....。

 

自分の中ではNOです。

 

レビューを見ると「フェラーリのような音を手に入れました!!」と書いているネットの意見をよく見るが、、、

 

 

周りはさておき、やはり満足できないので、音が発生する仕組みからもう一度勉強し直そうと思いました。

 

 

そしてたどり着いたのが、フロントエンジンでも高周波を手に入れるためには出口までの各パイプのφ(筒の大きさ)を絞り、「笛の原理」で高音を出させてやろうという計画です。

 

ただこれは叩かれるの覚悟です(笑) 普通、大排気量の車なのに排気系を細くするなんて、デチューン以外の何者でもありません。

ターボ車では絶対に出来ないチューンです。。

 

しかしNAであるZと前回紹介した180SXでモデナの音に近づけた方の記事を見て、一層やる気が出ました!

 

さてどこから手をつけたものか.....。

 

 

続く。。

 

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低回転域のパワーを求めて…PART2~キノコ、効果はどんなもん??~

 

いつもご覧いただきありがとうございます!

「高音マフラーを目指して シリーズ」…読んだよって言ってくださる方がいて本当に嬉しいです!

 

毎週金曜日20:00投稿です! もう1月下旬まで予約投稿たまっております^^

 

 

今回は別のチューニングの記事になります。

 

排気系を変えてマフラーの音を変えることは王道ですが、吸気に関してもマフラーの音に変化はあります。

 

どの車種においてもキノコは憧れの的です。

しかし、多くの方が結局は純正に戻す傾向が高いそうです。

 

キノコの特性は吸気量のUP。より多くの空気をエンジンに送ることが出来ます。

 

しかし純正のようにボックスの中に入っているエアクリーナーと違い、むき出しタイプのキノコはエンジン熱も同時に吸ってしまいます。

 

熱い空気はエンジンには毒なのです。密度が薄いので、結局パワーダウンにつながってしまうそうです。

 

キノコの満足度はエンジンルームを開けてニヤニヤするか、サーキットでガンガン走る人用なのだと感じております。

 

 

私は今回キノコを取り付けようと思ったのですが、メーカーで探していたらエンジンの熱を吸いにくいヒートシールド付きのキノコを発見しました。

 

それがGruppeMのスーパークリーナーです!

gruppem.co.jp

 

吸気に定評があるこのクリーナー。

みんからでも高評価です。


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早速取り付け!

 

まず純正エアクリの取り外しから始めます。

フェアレディZの場合は純正タワーバーを外し、純正エアクリを取り外します。

 


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エアフロも外し、同時に購入したサクションパイプに移植します。

Zのエアフロセンサーのネジはトルクスネジです。普通のネジかと思っていたので、一瞬焦りました。

 

ホームセンターでトルクスレンチを購入後、改めて作業開始。

 

エアフロはとても繊細なセンサーなので埃や傷がつかないように注意してください。

 

 

そしてキノコ本体をつけて、あとはタワーバーを戻して完成です。


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さて、性能よりまず、音のレビューを…

 

エンジン始動してまず吹け上がりの際に音が少し大きくなり、運転席からもしっかり変わったのが分かります。

 

変わったのは音の高さではなく、音量の方です。

 

 

さて、キノコの動画を調べると、エンジンを吹かした際に、シュコー、シュコーと聞こえると言われますが、実際はどうなのか…

 

実際は…変わります!

 

シュコーシュコーという擬音語が正しいのかは分かりませんが、吸ってるなというのは分かる鳴き方をします。

 

よく車に乗る方は分かると思います。あまり車に乗らない方には正直「そんなに変わらない…というか変わった?」となるでしょう。

 

所詮新しい部品やスーチャーみたいな機械を付けたわけではなく、空気の通り道をステンレスに、空気を吸う口を大きくしただけですので…

 

音の発生源はスロットル部分、空気の塊がスロットルのバタフライを通過する時にぶつかる空気の量で音が変化するのだと思います。

 

 

 

走ってみた感じは…

 

さすがにこれに変化がないわけはありません。キノコ=デチューンを見事払拭してくれたと思います。

 

走り出しと中間からベタ踏みしたときのGで十分変化を感じることができました。

 

エンジンルームの見た目もカーボンでお洒落です!

 

以上、キノコのレビューでした。

 

~FIN~

 

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高音マフラーを目指して PART3 ~構造と音の関係~

以前サイレンサーの構造によって音量うんぬんのお話を書かせていただきました。

 

よくよく考えてみると、低音マフラーは色々なメーカーが出しているのに、高音を謳ったマフラーてあんまり聞かないですよね.....

 

サイレンサーが吸収しやすいのが高音域であるということが色々調べてみて分かりました。

そして結局消音しきれなかった音=低音が出るわけです。

では消音材(グラスウール)を抜いたら高音が出るのかと言われれば、まずYESと答えます。

 

しかし、それが好みの高音かどうかは分かりません。タイコ抜きをして、いわゆる直管にすれば、周りが3度見するくらいの音量、かつバリバリして耳をつんざく様な高音が手に入ります。

私は、この音が好きではなかったので純正をいじって......というのは却下です。

 

これについて凄く参考になった記事をご紹介します↓

minkara.carview.co.jp

 

自分が目指しているのはあくまで360モデナの様な高音(音質)なのです。

 

ここでネットの記事を見てみると、やはりフェラーリの音を出すのは無理だと書かれているのが多く在りました。

 

フェラーリのエンジンは運転席の後ろに配置されており、マフラーは大き目の多段膨張式のものがついていますが、V8のエンジンの音が後ろのサイレンサーだけで消音できるわけでもなく、轟くような爆音を放ちます。

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360モデナの純正マフラー

 

また、点火の順番、それによる排気干渉を避ける仕組みまで、音に関して徹底的に作られているからこそ、沢山のフェラーリサウンドファンが生まれるのです。

 

しかし、私が目指しているのはフェラーリの音を「再現」ではなく、モデナの音の響き方を真似してみようと思っていただけなので、ネットの記事で私の心が折れることはありませんでした(笑)

 

また中には、エンジン換装してフェラーリサウンドを国産車で実現された方もいます。

 

option.tokyo

 

改めて自分のフェアレディZは、V6でエンジンはフロントに配置されているので、そこからエキマニ、触媒、センターパイプ、中間パイプ、リアサイレンサーと、マフラーの出口まで距離があります。

 

タイコは抜けないし、構造も全然違うエンジンで、、自分好みの高音を手に入れるのには一体どうしたらよいか.....。

 

とりあえず、高音マフラーを探してみて、それを取り付けてから色々考えようと思いました。

 

そこで目に留まったのがサクラムマフラーです。

回転数を上げると乾いた高音を生み出す。製造するにあたって「F1マシンがモナコのトンネルを抜ける時のようなサウンド」を追求し、メイクアンドトライを繰り返して生み出された、見た目も音も芸術の域で、サウンドはまさに自分好みでした.......。

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(サクラム装着後のマイZ)

 

続く。。

 

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高音マフラーを目指して PART2 ~音量・音質~

 

前回、音の方向性についてはフェラーリ360モデナ(以下モデナ)の排気音を目指すことにしたのですが、

結局何から始めてよいのか分からず、とりあえずモデナのマフラーの構造とネットの記事を探す事にしました。

 

モデナでなくとも、フェラーリの排気音に憧れる人は多く、とにかく高音を出したい!という方が多いなと思いました。

 

自分なりに高音マフラーでも音の種類は豊富にあると思っています。

 

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①金属、ステンレス、チタン。材質からくる音の変化。

 

基本的に純正マフラーに付いているのは金属製の物が多く、音の響き方は「ゴォォン」と鈍くなる。

エンジン始動から回転数を上げても、基本的には鈍い音になります。

 

それに比べて、ステンレス製のマフラーものは数多くのメーカーから出ています。

また某オークションや海外製品もステンレスで作られたマフラーは多く存在します。

 

とりあえずスポーティーな音にしたいなら…..的な感じで。

ステンレス製の物に変えるとエンジン始動から確かな変化を感じることが出来ます。

「ポォォン」や「ドォォルン」といったような感じでしょうか。

しかし、ステンレス製のマフラーのデメリットとしては、回転数を上げる際、アクセルを深く踏み込むと、「バババリバリババ」と音割れが発生しやすくなるところでしょうか、、これは好きな人と嫌いな人が分かれる重要なポイントだと思います。

低音を出すために作られたマフラーは回転数を上げても排気干渉くらいの音割れで済みますが、高音マフラーは音圧の影響もありどうしても音割れし易くなるのではないかと勝手に思っています。

 

チタン製については実際につけたことがないのでレビューのしようがありませんが、youtubeの動画で見る限りだと、マフラーを少し弾くだけで「チーーーン」となるくらい、音からして高級感が伝わってきます…..。

結局チタン製が一番高くついてしまうので、手を出す人がなかなかいないのでしょう…..。

 

②サイレンサーによる音の変化。

 

マフラーはもともと消音機として製造されているので「マフラーをいい音にしたい!」という表現は矛盾していると感じますが….。音の大きさボリュームに関してサイレンサー(通称:タイコ)が関与しているのは当然です。

 

サイレンサーは主に排気の通り道の周

りにグラスウールを巻いている砲弾型、いくつもの部屋があり、音同士をぶつけ合い、消音をする多段膨張式の2種類が主です。

 

特に多段膨張式はグラスウールを併用するものも多く、純正マフラーに用されているのを見るが多いです。

 

砲弾型についてはグラスウールの量であったり筒の長さで音量を調節して作りやすいので、スポーティーさを求める人が多く付けています。メーカーも殆どが砲弾型で作っています。

 

ここで、タイコが消音をする殆どの音域が「高音」であることを知ったのは、マフラーの事を調べ始めてから少し経った時でした。

 

 

続く。。

 

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高音マフラーを目指して.....

 

車に乗っている時に自分が何が楽しくて乗っているのか考えてみた。


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勿論スポーツカーであるからして、操作性や外観の良さは普通車に比べて群を抜く。

 

自分は大学生時代にピアノを極めていたため、音に関しては何かと気難しいほど慎重でした。綺麗な音で弾けるといつまでも弾いていたくなるし、凄いお気に入りの演奏家のCDや演奏を見つけたときも何回も飽きることなく聴きました。

 

それをいつしか車にも求めるようになったのでしょう。乗っていて後ろから奏でられる「音」の質を考えるようになりました。

 

 

自分の愛車のZ33はV6エンジンで、3,500ccという大排気量の車であり、抜けを良くして高回転域でハイパワーを得るために様々なマフラーがメーカーから出されていますね。

 

抜けをよくするためにエキマニからリアピースまでパイプのφ(大きさ)を大きくして、構成されることが殆ど。

 

よく自分の住んでいるところから遠くでボゥゥゥゥゥゥ------っと心地よい低音を鳴らしながら走っていく車がいます。

 

 

低音は一定の音量だと気持ちいいのですが、一定を超えると非常に不快に感じるんです....。

 

 

実際に友達が座席が揺れるほどの低音のマフラーに変えていましたので、イベントに付いていく時に横乗りしましたが、途中で気持ちが悪くなってしまいました。。。

 

 

揺れたから.....? かどうかなのかは分かりませんが、ボディ剛性のこともあるかと思いますが、低音は乗り手を選びます。

 

ただでさえ低音マフラーは気を遣うのに、たまにマニ割りだとか太鼓抜いたやつとか、直管にしている車が通ると、もうそれはただの騒音では?と思ってしまう。

 

私はZを納車した時は純正マフラーで、知り合いからフジツボのマフラーを譲って頂いて、それを装着してしばらくは乗っていたのですが、自分が低音が好きかと思ったら、やはりそうではないことが分かりました。

 

 

音の好みは人ぞれぞれですが、自分はフェラーリのv10の音が大好きで、よくyoutubeで音だけ聞いているような変態者です....。

勿論レーシングカーは市販の車の構造などしていないので、その音を自分の車に求めようなんて思いませんでした。。

 

しかし、市販車(といっても到底買うことの出来ない....)の中でフェラーリ360モデナの動画を見た時、「これだっ!」と思いました!!

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画像はウィキペディアより

 

 モデナは排気音に徹底的にこだわったフェラーリの中でもファンが多い車です。

 

 

音の方向性はこれで決まりました.......。

 


フェラーリ 360モデナに乗せてもらいました!すげぇ感激!買うかも!!:U-tomtom's Review

 

続く。

 

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