修理(OH)するか、降りるか…
もちろん当時は3.5Lなどと言えば、大きな顔をできたかもしれませんが、20年以上経った今、正直Zより速い車は沢山あります。
モーターとガソリンを両方使うことによって、爆発的な推進力を出すことが出来るし、ターボもダウンサイジングされて、性能もかなりアップしています。
Zも後付けターボ、スーパーチャージャーでモンスターマシンに変身させることも可能ですが、それだったら中古車でも十分速い車を買える世の中になりました。
そこで、Zに乗る楽しみとしては、やはりV6は良い音がするということになります。
自分は速さは憧れですが、絶対的な条件とは言い難いです。
さて、整備するとして、選択肢としては…
- 中古のエンジンを乗せ換える
- リビルドエンジンを乗せ換える
- 今のエンジンをOHする。
安い順で1から並べてみました。
そこで各々のメリット、デメリットを紹介します。
1.中古のエンジンを乗せ換える。
【メリット】
中古のエンジンなので、走行距離次第で値段が決まる、勿論二桁不可避だが、全体的に安く済む傾向にある。ご自身でエンジンを乗せ換えることができればかなり安い。
【デメリット】
あくまで中古のエンジンであることを理解しなければならない。
エンジンの不良は主に消耗品の劣化によることから起きる場合が多い。つまり乗せ換えてもそのエンジンもすぐにダメになるリスクがある。
2. リビルドエンジンを載せる
【メリット】
これはタイミングが合えば…の話です。殆どの仕入れ先は某オークションになるのではないでしょうか。すでにOH済のエンジン、またはそれにチューンを施したエンジンまで、色々出品されることがあります。元のエンジンよりパワーを得ることが出来るかもしれません。
【デメリット】
中古のエンジンを乗せ換えるよりも購入価格が高めなので、費用は必然的に中古より高くなります。
チューンがされているエンジンだとかなり高額になっている場合もあり、エンジン購入だけで三桁いくことがあります。
3. 今のエンジンをOHする。
【メリット】
今まで使っていたエンジンの修理になるので、消耗品交換は勿論、研磨まですれば、新品同様のクオリティを得ることができます。
よって今後のメンテナンスを怠らなければ、20万km 30万km普通に乗れます。
(現在自分のZは20万km走ってます。)
【デメリット】
エンジンをばらして修理するので、修理に必要な期間が長いことです。
分解して交換する消耗品を発注し、それから整備うんぬんとなると、やはり2、3ヶ月はかかります。
それぞれのメリット、デメリットがあり、自分がどの状況に当てはまるかで選択肢は変わってくると思います。
自分はとにかく愛車と少しでも長い時間一緒にいたい想いが強かったので、今回は今あるエンジンをOHすることで、整備士さんと話を進め、さっそく行ってもらうことにしたのでした…
続く。
↓ブログ村 クリックして応援して下さると嬉しいです!↓