もう年を越したので去年の話になってしまいますが、一度本気でZを降りようとしました。
症状としてはエンジンオイルが異常に早く無くなることでした。
エンジンオイルの交換は自分で行っていましたので、異常なほどエンジンオイルが減ることに早めに気づくことが出来ました。
結局私のZ33はもう20年落ちの車両… 不具合だらけの中古車での購入でしたが、やはり自分の好きな車に乗るのが一番(人生一回!)ということで購入しました。
よくネットの記事でもZ33の故障あるあるが挙げられていますが、確かに自分も購入してから数々の修理にお金を使ってきました(笑)
これから購入を検討している方へ参考になるように、自分が修理した項目を挙げておきます。
- サイドウインドウの不良(モーター交換)
- ドアハンドル不良
- ラジエーターからの液漏れ
- 帆開閉のモーター不良 (ロードスターのみ)
- コイル不良による失火
- カム角、クランク角センサー不良
- オイルにじみ (多数箇所から)
- オイル上がり
これくらいでしょうか。 特にオイル上がりはスポーツカーのように回転数を上げやすい車は起きやすいので気にしない方が多いと思われますが、私の場合、1,500kmで1Lの消費でした…これは明らかに異常消費です。
オイルは人間でいう血液…定期メンテナンスは絶対に欠かしてはいけません。
たまに道路で白煙を上げながら走っていく軽などを見かけることがありますが(この場合はオイル上がりを起こしています。)
あー、車がもうすぐ亡くなる前兆だなと悲しい想いになります。。
「車は足」という考え方は間違いとは言いませんが、「勿体ない精神」を持ち、他国から尊重される国の民なのですから、もう少し考えて維持して頂きたいのが本音です。
車検があるから大丈夫、ではないのですよ?
話を戻すと、しょっちゅうオイルを継ぎ足さなければならないZ、オイル交換の時に某化学工業さんから出ている、オイル上がり防止(ピストンにあるゴムを膨張させる薬)
を一緒に入れていた時期もありましたが、結局消費する量が減っただけで、2,500kmで1L消費までに遅らせることが出来ただけでした。
自分でも分かってはいたのですが、やはり整備士の方に診断してもらうと、
「ピストンリングの劣化だね」と言われました。。
画像は日立金属株式会社HPよりお借りしました。
「あなたの息子、癌ですよ」と言われるくらい同等のショックでしたね…
どれだけ添加剤でごまかしても、寿命は必ずきます。
ここで、究極の2択
Zを降りるか、エンジンOHするか。
特に思い入れがない車の場合は、そりゃもう買い替えるでしょうが、、
まだまだこれから走りたい自分にとっては、苦しい選択でした…
続く。
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