ここ最近エンジンオイル交換する際に同時に入れているものがあります。
それはお隣の県で製造、販売されている。ブリッジカンパニーの「オイール」というものです。
今考えれば恥ずかしい話ですが、中古で購入した私のZには、様々な添加剤をとことん入れていました。
オイル漏れ防止であったり燃費向上剤であったりオイル性能向上だったり…
無知というのは恐ろしいものですね。
今となっては「あほらし…」ですが、実は以前紹介してもらったこの「オイール」という商品はそのような”ブゥードゥー剤”とは違ってたのでレビューに残そうと思います。
ブリッジカンパニーという社名は初耳ではありませんでした。
というのも、同じメーカーから「にんじん君」という、バッテリーにつなげて燃費だったりレスポンスを向上させる装置を購入したことがあるからです。
一般車にはどうか分かりませんが、Zには正直効果なかったです。
なので最初オイールを紹介された時も「はいはい、ブゥードゥーね…」で流しておりました。
社名を検索しても特に分かりやすいHPはないし、住所は名古屋のビルの中にある会社…
どう考えても…ですよね^^;
(一応HPっぽいものは見つけました↓)
そして昨年末、Zのエンジンをオーバーホールする決断をしました。
過去記事「さよなら、フェアレディZ PART1~3」をご参照ください。
エンジンが綺麗になってから、きっぱりと「添加剤生活」は終わりました。
オイル消費の問題も過剰に気にする必要はなくなりましたし。
オイールを紹介された時、「エンジン保護」という名目で目を付けてみたのですが、
やはり手は出しませんでした。
エンジンオイルも勿論3,000kmで交換はしています。
ただ、ひもじい話、この交換サイクルでのエンジンオイルの出費はかなり痛いです…
俗にいうオート〇ックスで販売されているエンジンオイルは値段がピンからキリ。
安すぎて不安だったり、高すぎて買うのを躊躇したり…
ぶっちゃけ整備士の友達やお世話になってるショップの方も声を同じくして
「オイルなんてどこのを入れても変わらんよ。」
ただし、鉱物油、部分合成油、全合成油や性能企画(API)は純正よりも下回らないようにしなければならないことは絶対条件だと。
『例』×純正「部分合成」→鉱物油 ×純正SN→SM
このようなアドバイスの元、
最終的には信頼のおけるシェルのヒリックスを入れていました。
4Lでおよそ¥6,000。必ずしも安いとは言えません。このオイルのレビューとしては…「うん、他と変わりません 笑」
なのでここ最近はネットでも高評価な「TAKUMI」オイルを購入しています。
4Lで¥3,900 性能も化学合成油(=全合成油) 企画もSN
ネットでのみの販売となるため、この価格が実現できているようです。
勿論ですが、このオイルもぶっちゃけ他のオイルとなんら変わりを感じません。
話が逸れましたが、ある日Youtubeを見ていたらおすすめ動画にオイールの商品紹介がありました。
実験動画って妙に説得力がありますよね^^;
オイールと検索すると何とこれ以外にもレビューの動画が沢山、いずれも高評価です。
となり、一回だけならと実際に購入してみました。
取り扱い説明書が同封されていますので、用法を守ってエンジンオイルと一緒に入れてみました。入れる際、動画のようにかなりネバーーーーーとしてるのが特徴。粘度が硬いとはまた別の感じ…
実際入れる時も、蓋についたオイールがかなり糸を引きました(笑)
効果に関しては紹介にある項目別に記します。変化が感じられたのは③です。
① 燃費向上
今のZは燃費9.5~9.8 km / L オイール入れた後にも変化はなし。
② エンジンの静粛性UP
勿論ですが、新しくオイルを入れたときは静かですよね…私のZは特に変化は感じられませんでした。
③ レスポンス、パワーUP
これは体感できる程変わります。下のトルクが増した感じです。アクセルを踏み込むと「おっ…!?」ってなります。
ここで一考。。
よくエンジンを回す人、オイル燃焼し易いエンジンになっている車には通常より硬い粘度のエンジンオイルを入れるということをしますよね。
それによって通常よりエンジンに負担をかけたり、通常走行時の加速が遅くなったりするわけですけど。。
初めはオイールも粘度を硬くするものかと思ってましたが、上記の加速が遅くなるということは感じませんでした。
そして、みんからでもレビューがありましたが、オイールの特徴であネバネバ(金属同士の摩擦防止)のせいで、エンジンブレーキが利きにくくなるとも言われています。
MT車でしか感じにくいかと思いますが、私は確かに感じました。
何を基準にと言われると、オイルが劣化して若干サラサラ状態になりつつある時のエンジンブレーキの感触と似ているのです。
初めはビビりましたが、それだけあの「ネバネバ」が効いているのかもしれません…
そしてもっとも効果を感じたのが、3,000km近く走った時の感触です。
通常ならオイル交換時期なので、Zのエンジンが拗ね始めるのです(笑)
「加速しないなぁ~」とか「排気音が大きくなってきたな~」
とか…
車好きならお分かりいただけすでしょうか、この感触…
私は年間30,000km走る者なので自分の愛車の状態変化には敏感です。
そしてオイールを入れて3,000km近く走っても、上記のような変化が感じられにくいのです!!
ODOメーターを確認しつつ、「あれ3,000km走ったよな??」となります(笑)
まったく劣化を感じない訳ではないですが、まだ走れるかなと感じれる程の効果です。
でも結局交換しますが。
それ以来私はエンジンオイルとオイールを入れるようにしています^^
これでシェル4L缶一つの値段なら得した気分です。
皆様もぜひご参考までに。
最後に他のオイール紹介記事も張っておきます。
【検証車両】
フェアレディZ VQ35DE
~FIN
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