以前サイレンサーの構造によって音量うんぬんのお話を書かせていただきました。
よくよく考えてみると、低音マフラーは色々なメーカーが出しているのに、高音を謳ったマフラーてあんまり聞かないですよね.....
サイレンサーが吸収しやすいのが高音域であるということが色々調べてみて分かりました。
そして結局消音しきれなかった音=低音が出るわけです。
では消音材(グラスウール)を抜いたら高音が出るのかと言われれば、まずYESと答えます。
しかし、それが好みの高音かどうかは分かりません。タイコ抜きをして、いわゆる直管にすれば、周りが3度見するくらいの音量、かつバリバリして耳をつんざく様な高音が手に入ります。
私は、この音が好きではなかったので純正をいじって......というのは却下です。
これについて凄く参考になった記事をご紹介します↓
自分が目指しているのはあくまで360モデナの様な高音(音質)なのです。
ここでネットの記事を見てみると、やはりフェラーリの音を出すのは無理だと書かれているのが多く在りました。
フェラーリのエンジンは運転席の後ろに配置されており、マフラーは大き目の多段膨張式のものがついていますが、V8のエンジンの音が後ろのサイレンサーだけで消音できるわけでもなく、轟くような爆音を放ちます。
また、点火の順番、それによる排気干渉を避ける仕組みまで、音に関して徹底的に作られているからこそ、沢山のフェラーリサウンドファンが生まれるのです。
しかし、私が目指しているのはフェラーリの音を「再現」ではなく、モデナの音の響き方を真似してみようと思っていただけなので、ネットの記事で私の心が折れることはありませんでした(笑)
また中には、エンジン換装してフェラーリサウンドを国産車で実現された方もいます。
改めて自分のフェアレディZは、V6でエンジンはフロントに配置されているので、そこからエキマニ、触媒、センターパイプ、中間パイプ、リアサイレンサーと、マフラーの出口まで距離があります。
タイコは抜けないし、構造も全然違うエンジンで、、自分好みの高音を手に入れるのには一体どうしたらよいか.....。
とりあえず、高音マフラーを探してみて、それを取り付けてから色々考えようと思いました。
そこで目に留まったのがサクラムマフラーです。
回転数を上げると乾いた高音を生み出す。製造するにあたって「F1マシンがモナコのトンネルを抜ける時のようなサウンド」を追求し、メイクアンドトライを繰り返して生み出された、見た目も音も芸術の域で、サウンドはまさに自分好みでした.......。
(サクラム装着後のマイZ)
続く。。