音量の確保が出来て、触媒の後ろにつながるのは、二つの配管を一つにつなぐフロントパイプ。
(z33純正フロントパイプ)
勿論ここも音質・音量に関わります。
ただし、ここは僕的には音よりも「パワー」を調節するところではないかと思っています。
違う表現をすると、音の変化を明確に感じることが難しい箇所です。
しかし、いつもドライブする方なら絶対に分かります。
勿論ここもステンレスにすれば、エンジン始動からゴォォンというように乾いたサウンドを耳にすることができます。
実際に走り出すと、、、、、変わったかな程度。
φの大きさはどこのメーカー、または海外製品のでも50φ~60φが多く、イン側50φ、アウト側70φが平均でしょうか。。
気になったのはその形状です。2つの配管を一つに合わせるポイントが前側にある純正に対して、少し後ろ側にあるもの、またはその中間にバランスパイプが設けてあるもの…と様々です。これはパワーを出すための構造ではないかと、排圧をコントロールしてトルクアップさせるためではないかと考えます。
(某オークションのフロントパイプ、ステンレス製)
(バランスパイプがあるもの)
(集合した後にサイレンサーが装着されているもの)
これは音に影響するのか。。。
長さも限られているし、トグロにでもしない限りそんなにいじるポイントがない。
とりあえずφの大きさと材質による音の変化を知っていただくために、参考動画をお借りして紹介させていただきます。
やはり注意して聞くと違いを感じますね!!
私はフロントパイプは以下のものを試しておりますので、ご参考までに^^
①某オークションのフロントパイプ
うん、、、、アメちゃん製品だなという感じです。音は賑やかになる傾向あり。
ただ若干ババババ音が気になるところがネックです。
あと溶接部分がなかなか適当で、違う製品に交換する際、中の分岐部分が割れていることを発見しました… 安いだけに、値段相応の作りでした。
②HKSのフロントパイプ
これが大失敗!!!当時写真を見て購入するとき、サイレンサーがついてるのを見落としており、装着して走行するとなーーーんにも鳴らない!!!
サクラム落っことしたかなて感じです。。回転数を上げても静寂なままです。
フジツボに近い感じです。サイレンサーは消音とともにトルクアップにつながるものですので、音よりパワー重視の方にはいいのではないでしょうか…
③パワークラフトのフロントパイプ
現在はこれを装着しております^^ φもイン側からφ50→φ60→φ70と、周りの比べて若干ファイを絞りがちなところがポイントです。
装着後は思った通り、サクラムに乾いたサウンドがプラスアルファされたような感じです。音が低くなってしまったり、バリバリいうこともありませんでした。
ただちょっと変わった鳴き方をするんです。。
3,000回転まで引っ張っていくと、徐々に音は小さくなるのですが、4,000回転を過ぎるといきなりF1サウンドのようなパァァァン!!と鳴り出すのです。
低回転から…
ファァァァァァ…ァァァ…ァァン……プァァァァァァァン!!!!!!
というような感じです。
いったいどういう原理で起こるのか… 構造の関係で一定の周波数が重なって消音したのち、またばらけて音が鳴り出したのか。リアの方のサイレンサーと関係があるのか…
あくまで予測しかできませんが、とても興味があります!!
さて、ここで排気は全て変わったことになるのだが…
続く。。