ほのぼのZさん

車に関すること、旅行へ行った記録など、まったり書いていきたいと思います!

 

フェアレディZ ブローバイ対策 ~PCVバルブの確認・清掃~

前回の記事では、エンジン不調に関して、スロットル洗浄したことで解決しました。

 

そして改めてブローバイの発生量の多さ、また厄介さについて再確認できました。

 

 

そこで気になったことがもう一つ。PCVバルブは大丈夫かと

 

周知のとおり、ブローバイとは圧縮・燃焼の過程で起こる未燃焼のガスのことであり、言葉を変えればガソリンがそのまま漏れてくることを指します。

 

これが至る箇所に付着すると、エンジンが正常に機能しなくなったり、エンジンオイルに混ざれば、潤滑性能が失われ、金属同士が摩擦しやすくなり、内側からエンジンを殺してしまう恐れもあります。

 

その被害を少なくするため、基本的に車には、この発生したブローバイを、もう一度燃焼させるため、ブローバイホースと呼ばれるものがインマニに繋がっています。

 

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写真元URL

https://www.ibaraki.club/category7/entry92.html

 

このようにブローバイガスは円を描くように循環するわけです。

これでも汚れは付着するため、このホースを取り、オイルキャッチタンクを付けるチューニング方法もあります。インマニが汚れないので、吸気効率が落ちることがありません。

 

 

さて、図に見えるPCVバルブが見えますでしょうか。

オイルキャッチタンクを付けていてもそうでなくてもこの部品の定期メンテナンスをお勧めします!

 

 

PCVバルブとは、簡単に説明しますと

 

燃焼室で発生したブローバイを負圧の力で吸い込んだ後、逆流しないように弁の働きをするものです。

 

上の図であるように、このPCVバルブのお陰で、逆流することなくブローバイが一方通行で流れるわけですね^^

 

 

それゆえ、重要であるわけで、ここが劣化すると、弁が上手く働かなくなり、ブローバイが逃げていけないので、燃焼室がぎゅうぎゅう詰め状態になり、シールなどの隙間からオイルがにじみ出る現象が起きます。

 

そのままの状態で放っておくと、オイル消費は勿論、エンジンにも深刻なダメージを及ぼすので、特にZのようにブローバイ祭りになりやすい車は定期的な確認が必要です。

 

しかし、そこまで......という方はとにかくオイル管理さえしっかりしていれば、ここが詰まることはないと思います。

 

結局、オイル管理って色々なところで重要になってくるんですね^^

 

 

 

 

 

 

 

さて、ZのPCVバルブは右バンクの手前にあります。整備性が良くて助かります!

これでエンジンの後ろ側などといったらやる気が起きません(笑)

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本当は細いブローバイホースがついていますが、私はプラグを交換する際、劣化で硬くなっていたホースを"ポキリ"とやってしましましたので、違うホースがついております^^:

 

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ホースを外すとPCVバルブの先端が顔を出します。

 

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注意が必要なのは、PCVバルブはそのまま引き抜くものが多いですが、Zの場合は引き抜けません!! よってボルトと同じく回してやる必要があります。

 

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用意するものはラチェットレンチと24mmのディープソケットとエクステンションバーです。

 

このアイテムがないと外すのは困難です。

 

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そして整備士の友達から注意を受けたのが、PCVバルブのトルクに関してです。

非常に浅い力で締めるようにとのことでした。上の写真にはニュートン表記で表してありますが、手で回らなくなってから90度程度でよいとのことでした。

 

実際外す際、一切力いりません(笑)

ソケットのサイズ間違えたかもと最初誤解するくらい、するっと回ります。

 

外してフォーミングパーツクリーナーで外内共に清掃!

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詰まりかけていたりするとオイルの固着が固まりでぽろぽろ出てくるそうです。

若干出てきていますが、心配いらないくらいでした。

 

 

PCVバルブが固着していないかは、本体を振れば分かります。

弁はバネが内蔵されている簡単な作りなので、振ると中で弁が動くカタカタという音がします。これは故障ではないので注意してください。

 

 

あとは逆の手順で戻すだけです。

 

 

清掃後、特に走っている時に何か体感できる訳ではありませんが、充実感はあります^^

 

しかし結局はプラスチック.....20年前の車ですし、もうこの際新しくするかと日産ディーラーへ。

 

PCVバルブ自体は非常に安いです。なので清掃だけでもいいですが、年式が経っている車両ならいっそのこと交換しましょう!

 

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PCVバルブ本体とOリングで1,800円、お買い得です^^

 

 

今度休みの日に改めて交換しよう。

 

 

~FIN~

 

 

 

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Z33 スロットルボディ 洗浄 ~エアクリの先も大切!!~

 

コロナの影響でドライブも気軽に行けず、エンジンをかけることのないZの車内でスマホを置いてYoutubeを見たりする変態な生活を送っておりましたが、

 

 

ここ最近困ったことが......。

 

 

エンジンがかかりにくくなってしまいました。

また、信号待ちしているときに、エンジンがハンチング.....

それでもだましだまし乗っていたのですが、つい最近エンジンをかけた瞬間にストールを起こしたので「末期だなこりゃ....」と思い原因を探求。

 

 

ここで与太話ですが、整備士さんの偉大さについて自分で車を弄るようになって改めて感じました。

ある日に、オート〇ックスでピットの見学をしていた時、隣にオーナーと整備士さんが話されているのを聞きました。

 

内容は分かりませんが、オーナーにいたっては品のない"迷惑な客"がはたから見ても分かりました。

 

客「お前整備士なんだろ!? 分からないってどうゆうことや?」

整備士「ちょっと車の様子を見ないことには何とも....」

客「こっちはお金払うのに分からないはないよなぁ~」

整備士「(苦笑い)」

 

近くにある工具でも投げてやりたくなりましたが、我慢。

ここで冷静になって考えてみると.....

 

 

 

 

 

 

 

車好きな人は原因について車のあれこれを探れるわけですが、例えば今回の私のZの不調について、一般の人達にとって急にエンジンのかかりが悪くなった、ストールしたなんてなったらパニックものでしょう。

 

しかし、普通に車を「足」として乗っている方に言いたい。

 

今回の様にエンジンのかかり具合に関して、例えばディーラーや整備工場に持っていったとします。

しかしその場で不調の「原因」はすぐに分かりません。

 

 今回の不調に関して、私が考えた原因だけでも

 

① バッテリー充電不足(バッテリー本体の寿命orオルタネーターの故障)

② エアクリの目詰まり

③ スロットルボディの汚れ

④ エアフロセンサーの故障

⑤ バキュームホースのヒビ、割れによる2次エアの吸収(ハンチングを引き起こす)

⑥ エンジンスターターの故障

⑦ 燃料ポンプの不具合

⑧ 失火 (プラグ不良・イグニッションプラグ不良)

⑨ プラグホール内のオイル付着(失火につながる)

⑩ プラグホールにオイルが侵入する→パッキンの劣化

 

などなど......、直接火を入れる場所以外にも、「エンジンを始動させる」ために、色々な場所が関係してきます。

 

たとえその場の応急措置で、「だまして」乗れたとしても、例えばパッキンの劣化は添加剤などでは限界があります。

 

これを、またはこれ以上の要因を消去法で1つずつ確認していくのが整備士(プロ)さんです。

 

 

さぁ、どっから探ったもんかな.....と考える前に

「おい、分からないのか?ちゃんと学校出てんのか?」とは。

 

お客以前に人間としての品格が出るわけです。

 

私も自分の趣味範囲でメンテナンスをしますが、やはり工具の関係であったり、どうしても自分でやるのが不安な場合はお店に頼ります。

 

自分ができないことをしてくれる。 これを偉大と感じるのは過言ではないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

話しを戻しまして(^^;

 

 

とりあえず簡単なエアクリの目詰まり、スロットルボディの確認から行いました。

 

エアクリは5,000kmごとに清掃しているので、目立った詰まりはありませんでした。

エアフロセンサーは目視では故障が分からないのでパス。

 

さぁ、スロットルはどうか。。。

 

 

 

インテークパイプを外してみる。うん、汚れていた。

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大概スロットルの汚れはバタフライの周りに黒い汚れが付着するものです。

バタフライを押さえながら、中をライトで照らして見てみると、もう真っ黒。

 

どうやら今回の不調の原因は9割方こいつのせいでしょう。

モリブデンなどへの影響から賛否分かれますが、私はフォーミング状のパーツクリーナーを使用します。これなら手を入れてふき取るより、勝手に汚れと一緒に垂れてきてくれるからです。

 


フェアレディZ スロットルボディ洗浄

 

ここで少し意外だったのが、スロットルは依然記事にも書いたように、ビッグスロットルに加工してもらう際、ウォーターブラスト施工してもらい、新品同様にピカピカにしました。

 

 

www.honobonoz3.com

 

そしてサージタンク内、エンジンオーバーホールした際に、整備士さんがあまりに汚かったとのことで、綺麗にしてくれました。

 

 

つまり、ここ最近ピカピカにしたものが、もう不調を訴えるくらい汚れてしまうのか....

普通に街乗りがメインでサーキットに行くわけでもなし。

 

ネットで調べてみると、VQエンジンの短所としてブローバイの発生が多く、エンジンオイルの消費が激しいとありました。

 

みんから等でみてみると、このデメリットを緩和すべく、オイルキャッチタンクを付けられている投稿が多くみられました。

 

 

タンクを付けない場合、普段のメンテナンスをこまめにしないと、VQエンジンは拗ねるみたいですね。。

いい勉強になりました。

 

 

スロットル清掃後、エンジンは問題なくかかるようになり、加速も以前に比べてマシになったし、ミッションも繋がりやすくなりました(回転数調節がし易くなった)

 

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とりあえず、今回スロットル清掃で済んでよかったです。

 

 

しかし、VQブローバイの発生量、それをちゃんと再燃焼させる機能が20年経った今もちゃんと作動しているのか.....

 

もしそこが「詰まったり」したら....

 

あそこも確認しなくては!!!!!!!

 

To be Continued

 

 

 

 

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添加剤…?いや、これはオイル ~ブリッジカンパニー「オイール」紹介~

 

ここ最近エンジンオイル交換する際に同時に入れているものがあります。

それはお隣の県で製造、販売されている。ブリッジカンパニーの「オイール」というものです。

 

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今考えれば恥ずかしい話ですが、中古で購入した私のZには、様々な添加剤をとことん入れていました。

 

オイル漏れ防止であったり燃費向上剤であったりオイル性能向上だったり…

 

無知というのは恐ろしいものですね。

 

今となっては「あほらし…」ですが、実は以前紹介してもらったこの「オイール」という商品はそのような”ブゥードゥー剤”とは違ってたのでレビューに残そうと思います。

 

 

ブリッジカンパニーという社名は初耳ではありませんでした。

というのも、同じメーカーから「にんじん君」という、バッテリーにつなげて燃費だったりレスポンスを向上させる装置を購入したことがあるからです。

 

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一般車にはどうか分かりませんが、Zには正直効果なかったです。

 

 

なので最初オイールを紹介された時も「はいはい、ブゥードゥーね…」で流しておりました。

 

社名を検索しても特に分かりやすいHPはないし、住所は名古屋のビルの中にある会社…

どう考えても…ですよね^^;

 

(一応HPっぽいものは見つけました↓)

nenpi.110ban.com

 

 

 

そして昨年末、Zのエンジンをオーバーホールする決断をしました。

過去記事「さよなら、フェアレディZ PART1~3」をご参照ください。

 

www.honobonoz3.com

www.honobonoz3.com

www.honobonoz3.com

 

エンジンが綺麗になってから、きっぱりと「添加剤生活」は終わりました。

オイル消費の問題も過剰に気にする必要はなくなりましたし。

 

 

オイールを紹介された時、「エンジン保護」という名目で目を付けてみたのですが、

やはり手は出しませんでした。

 

エンジンオイルも勿論3,000kmで交換はしています。

ただ、ひもじい話、この交換サイクルでのエンジンオイルの出費はかなり痛いです…

 

 

 

 

 

 

俗にいうオート〇ックスで販売されているエンジンオイルは値段がピンからキリ。

安すぎて不安だったり、高すぎて買うのを躊躇したり…

 

ぶっちゃけ整備士の友達やお世話になってるショップの方も声を同じくして

「オイルなんてどこのを入れても変わらんよ。」

 

ただし、鉱物油、部分合成油、全合成油や性能企画(API)は純正よりも下回らないようにしなければならないことは絶対条件だと。

『例』×純正「部分合成」→鉱物油  ×純正SN→SM

 

このようなアドバイスの元、

最終的には信頼のおけるシェルのヒリックスを入れていました。

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4Lでおよそ¥6,000。必ずしも安いとは言えません。このオイルのレビューとしては…「うん、他と変わりません 笑」

 

なのでここ最近はネットでも高評価な「TAKUMI」オイルを購入しています。

4Lで¥3,900 性能も化学合成油(=全合成油) 企画もSN 

ネットでのみの販売となるため、この価格が実現できているようです。

 

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勿論ですが、このオイルもぶっちゃけ他のオイルとなんら変わりを感じません。

 

 

話が逸れましたが、ある日Youtubeを見ていたらおすすめ動画にオイールの商品紹介がありました。

 


オイールの説明と実験

 

実験動画って妙に説得力がありますよね^^;

オイールと検索すると何とこれ以外にもレビューの動画が沢山、いずれも高評価です。

 

 

となり、一回だけならと実際に購入してみました。

取り扱い説明書が同封されていますので、用法を守ってエンジンオイルと一緒に入れてみました。入れる際、動画のようにかなりネバーーーーーとしてるのが特徴。粘度が硬いとはまた別の感じ…

実際入れる時も、蓋についたオイールがかなり糸を引きました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

効果に関しては紹介にある項目別に記します。変化が感じられたのは③です。

 

① 燃費向上

今のZは燃費9.5~9.8 km / L オイール入れた後にも変化はなし。

 

② エンジンの静粛性UP

勿論ですが、新しくオイルを入れたときは静かですよね…私のZは特に変化は感じられませんでした。

 

③ レスポンス、パワーUP

これは体感できる程変わります。下のトルクが増した感じです。アクセルを踏み込むと「おっ…!?」ってなります。

 

ここで一考。。

よくエンジンを回す人、オイル燃焼し易いエンジンになっている車には通常より硬い粘度のエンジンオイルを入れるということをしますよね。

それによって通常よりエンジンに負担をかけたり、通常走行時の加速が遅くなったりするわけですけど。。

 

初めはオイールも粘度を硬くするものかと思ってましたが、上記の加速が遅くなるということは感じませんでした。

 

そして、みんからでもレビューがありましたが、オイールの特徴であネバネバ(金属同士の摩擦防止)のせいで、エンジンブレーキが利きにくくなるとも言われています。

 

MT車でしか感じにくいかと思いますが、私は確かに感じました。

何を基準にと言われると、オイルが劣化して若干サラサラ状態になりつつある時のエンジンブレーキの感触と似ているのです。

 

初めはビビりましたが、それだけあの「ネバネバ」が効いているのかもしれません…

 

 

 

 

 

 

そしてもっとも効果を感じたのが、3,000km近く走った時の感触です。

通常ならオイル交換時期なので、Zのエンジンが拗ね始めるのです(笑)

 

「加速しないなぁ~」とか「排気音が大きくなってきたな~」

とか…

 

車好きならお分かりいただけすでしょうか、この感触…

私は年間30,000km走る者なので自分の愛車の状態変化には敏感です。

 

 

そしてオイールを入れて3,000km近く走っても、上記のような変化が感じられにくいのです!!

 

ODOメーターを確認しつつ、「あれ3,000km走ったよな??」となります(笑)

 

 

まったく劣化を感じない訳ではないですが、まだ走れるかなと感じれる程の効果です。

でも結局交換しますが。

 

 

それ以来私はエンジンオイルとオイールを入れるようにしています^^

これでシェル4L缶一つの値段なら得した気分です。

 

皆様もぜひご参考までに。

 

最後に他のオイール紹介記事も張っておきます。

www.carlifesupport.net

【検証車両】

フェアレディZ VQ35DE

 

~FIN

 

 

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「超」高音マフラー!? ~テクニカルガレージササキ~

 

いつも暇なときはYoutubeでマフラー音や買えないくせにフェラーリの走行動画や紹介動画(ロペライオチャンネルとか)見てる毎日…

 

まず、話の前にこちらをご覧ください! (7:00~が見所です!!)


TROLLING Supercar Owners with a $12,000 Exhaust on my CHEAP MERCEDES

 

実はこの動画が編集されたものがTwitterで拡散されていまして、マフラー好きからとても人気動画になっています!

 

外国の方のハイテンションはさておき、素晴らしいサウンドではないでしょうか。

まさにF1の音ですね!

 

こちらのマフラーは完全にワンオフで作成されており、このような音を出すためにはエキマニからリアピースまで完全にワンオフしなければなりません。

 

その制作を行っているのが神奈川県川崎市にある「テクニカルガレージササキ」というショップです!

 

www.ekimani.com

 

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庶民の私からすれば、HPの画面がパッと表示された段階で「あっ.........(場違い感)」となりますが、このショップの「brilliant」というオリジナルブランドでワンオフマフラーを作成して頂けます。

 

 

 

 

 

 

正式には分かりませんが、自分の好きなマフラー動画の中にもこのショップのマフラーを付けたであろうF12ベルリネッタの動画があります。

 

もう官能サウンドとはこういのを言うんだなと思いました。。

 

FERRARI F12 BERLINETTA  V!2NA SUPER SOUND!! FORGED PRESS

 

ここで高音を出すため、エンジンの構造上、V8から扱うのがショップでのメインとなっており、必然的に高級車のマフラーが対象となりますね。

自分的にも「V6までは基本的に低い音、甲高い音はV8から」という結論に至っており、本当にbrilliantマフラーは高根の花状態です。

 

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マフラーの材質はステンレスとチタンをベースにさらに極上素材インコネルから予算を決めた上で決定できるようです。

 

インコネルという物質は、ニッケルを主体とし、クロム、鉄、炭素など様々な合金成分を添加し、耐熱性及び耐蝕性を高めたニッケル合金です。

 

 

もちろん製造過程が上記のように複雑を極めているので、勿論お値段も三桁が当たり前です。

 

普通にステンレスやチタンでワンオフを頼もうとしても、「マフラーだけで車が買える値段」という気がします。

 

 

 

マフラーの値段で……普通だったらあり得ない話ですが、やはり私のように音に関して凄いこだわりがある方にとっては非常に魅力的です。

 

 

 

そんなテクニカルガレージササキ、V6用も作ってくれないかなぁ~。。

 

~FIN~

 

 

 

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マフラー音についての気まぐれ考察…vol.1

 

 

高音マフラーを目指してを書いてる時から音の高さはパイプのφを絞って糞詰まり覚悟で出すようにしてきました。。

 

もともと目指していたフェラーリの甲高い音にもっと近くできる構造があるのではないかと、別に試すわけではありませんが、身の回りの音に詳しい方に知識をお借りしながら考えてみました。

 

フェラーリは点火の順番から排気干渉が起こらないように設計してあることは周知のことですが、そもそも高い音はφうんぬんよりもエンジンを載せている箇所でも違いがあります。

 

それはミッドシップ(エンジンが後ろにあること)であること。

 

これは音階をかじったときに思いついたことです。

基本的に出口までの距離が短ければ短いほど、高い音は出やすいのです。

 

物理の教師ではないので、詳しいことは以下の動画をご覧ください。

私も大変参考にさせて頂きました!!

 


【自由研究】試験管で音階を作ろう!

 

 

つまりエンジンが後ろにあれば、エンジンからマフラーの出口まではかなり近いです。

そして排気干渉を防げば、もっとフェラーリに近いような音が出るでしょう。

 

しかし、排気干渉のあたりで考えれば、やはりフェラーリのエンジンは特別なもので、市販車の多くはそのようには設計されていません…

 

なので結局「淀みのない高音」は難しいのです。

 

 

 

ただ、難しいだけであって近づけることが出来ないわけではないと思います。

自己満ですが、過去記事において、市街地を走る際の音はフロントエンジンのZでもかなり近づいたと勝手に思っています。

 

 

ならば、ミッドシップで高回転まで気持ちよく回るエンジン…ホンダ車がいいところでしょうか。なのでNSXのようなスポーツカーならもっと現実的に達成可能な気がします。

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サクラムのHPでNSX用の商品を見てもとても期待が持てそうですね、ただ、エキマニは各部45φ設定なので、社外の42.5φの方が音的に良さそうです。

 

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見よこの芸術作品を!と言わんばかりの製品…

タイコが三つ。。うち一つは両側を繋いでいるバランスパイプのようですね。。

 

2つついているタイコも砲弾型とみて、弄ろうと思えばいじれそうです。。

 

42.5φの等長エキマニ、メタル触媒、サクラムサイレンサー(いじるの前提で。)

これでどなたか試していただけませんか?(笑)

 

~FIN~

 

 

 

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高音マフラーを目指して 完結~大好きな高音と共に~

※今回の記事は今までの「高音マフラーを目指して」のまとめの記事となります。

ご了承ください。走行動画は下にあります!

 

やっと排気系について、いわゆる「いじりたおす」ことが終わりました(笑)

 


かれこれ長いこと排気音にこだわってきましたが、やっと完結….といっていいほどになったかなと思っています。ピアノを弾いているせいもあって、音に対して「こうあるべきだ!!」という気持ちが強く、試行錯誤しながら考えていました。

 


目標とする音はやはりFerrari360モデナの淀みのない高音。もちろん挑戦をしている方のみんからなど、見てきましたが、結局「V6であの音は無理」「エンジンの構造、配置から根本的に違うから無理」という意見で収束していました。

 


もちろん「あの音をそのまま再現」は無理です。ここにきてマフラーの構造、または音の周波数によるHzの変化、気柱、など物理にもかじる程度で手を出しました。今になってマフラーを作るメーカーさんの苦労が少し理解できた気がします。

 

 

 

 

 


理論では無理ですので、後はピアノで培ってきた耳で勝負するしかないと(笑)
まずFerrari360モデナの音の特徴として、

  1. 低回転域から轟く様な低音を発していること。(ご近所に気を遣うくらいの音量)
  2. 低回転域から上していった時に低音の中に高音が混じりながら、上昇していくこと。
  3. 低音だけ、高音だけ、ということではなく、双方が同時に奏でられること。
  4. アクセルを開けた時、加速時にほぼ音割れせずに3500回転~から低音から高音に音の質が変化すること。
  5. 高音は金属音(カァァァン)ではなく、濡れたベールを被せた様な(クォォォン→ファァァァァン)という高音であること。

 

文字で表すと限界がありますが、自分の耳にインプットされているので、それに見合うように調整を施してきました。
V6 FRのZに関しては、どうしても笛の原理(各パイプのφを絞る)ことでしか4.に表記した高音を出すことは難しいと考えた、殆どZの高音を謳っているマフラーは僕には金属音に聞こえましたので不可です。

 


そこでやはり群を抜いて音質が好みなのが、サクラムサイレンサーキットです。かなり高価なものではありますが、HKSのSSMと比較すると、より4.の音に近かったのです。
ただ、もちろんマフラー作成時に加速騒音の法規定があるので、やはり音質はよくても「それなり」で終わってしまいます。


要は「物足りない感」がぬぐえないのです。1.のような低音、Ferrariほどではないが、多少迫力が欲しい、音量確保の為に換えたのが触媒で、サクラムさんは推奨していませんでしたが、スポーツ触媒にしました。過去記事は↓

 

www.honobonoz3.com

 


これで低回転域の音量は、車内からでも確認できるほどになりました。(周りの方ごめんなさい。)
しかし、一長一短、今度はアクセルを開けたときにV6特有のルルル音(排気干渉)がより目立つようになりました。これでは条件3.に反します。なのでエキマニを完全等長にし、これを解消。過去記事は↓

 

www.honobonoz3.com

 

 


そしてフロントパイプ(Yパイプ)については、これも極力φを絞ったものを取り付け、メーカーさんから出ている物なので、糞詰まりにならない程度のものであると勝手に判断(笑) 過去記事は↓

 

www.honobonoz3.com

 

 


ここで一旦終了かと思いました。しかし何か物足りない、、自分が求めているものを再確認すると、やはり条件1.2.のクオリティが低い!! 3000回転から(あ、忘れてました!? )って感じで鳴きだす。
一般的な言い方をすると、「踏み込めばいい音がする」、勿論、公共的なことを考えるとこの条件が一番理想とされて当然です。


しかし、これでは私は満足できませんでした。もっと低回転域から歌いだし、全体的に整った音で上昇していく、この要素を考え、レイアウト的にどうすればいいかなど、オイル交換の時など、下に潜った時に考えていました。

 

 

 

 

 

 

 

そうしてたどり着いたのが、中間パイプのワンオフ加工です。サクラムは中間とリアがセットになって販売されています。中間のタイコがおそらく音の制御(調律)に加担していると考えました。また料金から考えても、リアピースの部分、サクラムのあの芸術的な曲げ加工をワンオフでやってもらうとなるといくらかかることやら….

 


なので中間パイプが手を出しやすかったわけです。
リアにあるタイコ(2つ)はオーバル式=多段膨張式、中間にあるのは砲弾型のサイレンサー、つまりどっちも低音、高音を消音します。中間パイプの砲弾型サイレンサーの中にも当然グラスウールが巻かれていると推測。

 


その大きさ、全体で130φ、60φ弱がパイプの径だとすると、あれこれ計算して84.78πがグラスウールの面積。それに長さが30cmときた。これで3000回転までの高音が消されているのに一役買っていると推測。

 


ここで高音を出すためにパイプの大きさを60φ→50φに変更して作成を依頼しました。
では取りあえず行くとこまでいってみようということで、この中間をそのφでストレートにしてもらいました。(お支払いは勿論分割で魔法のカードです♪)

 


第一作目、中間ストレート、はっきり言って最悪でした。もちろん、消音だけでなく排圧にも関与しているサイレンサーをストレートにしたことで、トルクは文字通りスッカスカ、加速しようとアクセル踏み込んだものなら、バリバリ割れるような音。アクセル開度30%くらいなら、正直言ってなんちゃってFerrariです。ただ、ただでさえ加速しないのに、アクセルも踏めないとなると、ただの音だけでかくて鈍い迷惑車です。

 


触媒ストレートならば理解できたが、中間をこのように加工してもここまで体感できるものなのかとびっくりしました。

 


そうしてお店に再度連絡して、相談。結果砲弾型サイレンサーをサクラムよりも小さくすることによって解消する案が出ました。φは測り忘れましたが、大きさは25cmほど、
これを作って貰い、昨日納車されたのですが、これが大正解でした。Ferrariの音かと聞かれれば、どっちかというとポルシェのカレラSの音に近くなりました(笑)

 


というのも現在、まだ作ったばかりなので、グラスウールがお仕事なさってますが、音の方向性は間違いなく好みになりました!しばらく乗って、グラスウールが劣化してきた時、楽しみです♪



丸2年くらいかけて作ってきた排気系。貯金もありませんが、人生楽しいです。

 

それから数か月後…

 

某オークションにてなんとz33用サクラム触媒を発見!!ホームページを見ても、製品として販売された履歴はなかったはず…

これはレアものだと判断→ぽちっと購入(笑)

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気になるφの大きさはIN側50φ、HKSよりも絞られていました!!最高w

 

装着して走行してみたところ、音はジェントルになりました。

これがいいかと言われれば、「ありだな」という回答になります^^;

賑やかさは抑えられますが、その分音が整った綺麗な音になります。

 

こうして排気音は満足のいくものとなりました!!

 

もともと目指していた、フェラーリ360モデナの音と比べて聴いてみてください!

市街地走行です。

 


フェラーリ 360モデナに乗せてもらいました!すげぇ感激!買うかも!!:U-tomtom's Review

 


高音マフラー saclam 改

 

ここまで「高音マフラーを目指して…」を読んで下さった方、本当にありがとうございました!! 自己満のブログになってしまいましたが、何か少しでも役に立つ情報がお届けできていたら幸いです!

またこれからもよろしくお願いいたします!

 

~FIN~

 

 

 

 

 

 

 

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高音マフラーを目指して…PART9~サクラムを活かすということ~

 

サクラムの中間パイプをφを絞り、ストレートにした場合どうなるのか、

メイク&トライ精神でやってみようと思いました。

 

車を預けて約1週間後、作業終了の報告を受け、引き取りに…

 

エンジン始動するとかなりやる気のある乾いたサウンド、これは楽しみです!

 

 

丁度お店の前が一直線の道になっていますので、帰りの際にアクセルを深く踏み込んでみました!

 

結果…

 

 

 

最悪です。(*~*)

 

 

 

ドストレートに言いましたが、これはショップを非難しているわけではないのでご理解ください。私の浅い知識が招いてしまった結果です…

 

音に関して言えば、暴走族まっしぐらです。

バァァァァァェェェェェン!!!!!と音は割れ三昧!

 

そしてびっくりしたことに、まぁ進まない進まない。

完璧にトルク減少していました。

 

サイレンサーがあることで、排気抵抗が増し、それによってパワーを得ることが出来ます。

 

よくサイレンサーを小さくしたり、無くしたりすることで「抜けが良くなる」と言いますが、抜けが良くなるというのはレスポンスが良くなるということ=アクセルを踏んだ時に回転数のメーターの針がビュンっと跳ね上がることを言います。

 

よくそのことを誤解し、サイレンサーをなくすことでパワーアップにつながるといいますが、決してそうではありません。

エンジンをガンガン回すサーキットやドリフトする時はいいかもしれませんが、公道で普通に走行する時はデメリットにしかなりません。

 

 

実際自分が、中間ストレートのパイプを装着して走行してみて、はっきりそれを感じることが出来ました。

 

音は凄い賑やかで、アクセル30%位踏み込んでいるとはそれなりにマフラー音が響いていい感じなのですが、それ以上踏み込むとバリバリ音の方が目立って不快でした…

 

音はうるさいは進まないわ…

 

 

ということで速攻作り直しました!!

 

再度お店に連絡し、訪問、サイレンサーの大きさは横は25cmほど、φは80φくらい(正確に測れていません…)の砲弾型サイレンサー。

f:id:hz33kun:20191230115202j:plain

 

以前のサクラムのものと比べるとかなり小ぶりなものを装着してもらいました。

 

二桁投資してどうなったか…

 

その答えがこちらです↓↓


Z33 ワンオフマフラー 高音

 

 

大満足です!!!(^^)!

 

アクセルを踏み込んでも嫌みのない透き通った音。

これはもう完成したといっても過言ではありません。

 

走行した感じはトルクは戻り、普通に加速が出来るようになりました!

ある程度のサイレンサーは必要ですね…勉強になりました。

 

しかしまた某オークションで新しいアイテムを発見し…

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

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高音マフラーを目指して…PART8~サクラムを超える~

ここまで排気系をチューンし、360モデナの音の質を真似しようと頑張ってきました。


ポン付けチューンはもう終わりました。それなりにいい音になったのでとても気持ちよくドライブ出来ています。


φを絞り、笛の原理でなるべく高音を出せるようにするのが目標でしたが、そう考えるとまだ手を付けていない部分があることに気づきました。

 

それはサクラム本体です(笑)

 

気は確かかと思われるでしょうが、本当に自分でも頭おかしいと思います。


多分ほかにやっている方は少ないと思いますので、参考にはならないかもしれませんが、音に関しての変化はありましたので書かせていただきます。

 

大体Zのマフラーはメーカーから出ているものだと、何分割かに分かれて販売されています。名称でいうと中間パイプとリアサイレンサーです。

 

サクラムも例外ではなく、上記のように2分割で販売されています。

f:id:hz33kun:20191219212509j:plain

 

自分が気に入らなかったのは、中間パイプの構造です。

画像にあるように、この中間パイプ、φが太いのです。


f:id:hz33kun:20191219165920j:image

しかもサイレンサーは大体130φで、長さ30センチのものがついています。


f:id:hz33kun:20191219165956j:image


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基本的にサクラムは踏み込めばいい音がするように作られているので、この中間パイプで音量を調節しているのは明らかです。

 

リアサイレンサーの方は曲がりくねった管の先に小さなサイレンサー(膨張式)のものが2つついており、こちらをいじるのは難しそう…

 

なら中間パイプの方をいじってしまおう!

 

となったわけです^^:

 

 

方法としてはもはやワンオフでしか作成できません。

ここでワンオフマフラーを作成しているお店に中間パイプの製造だけお願いしようと、お店探しが始まりました。

 

そしてお世話になったのが、愛知県岡崎市にあるT-OFFICE(ティーオフィス)さんです!!

t-office-cars.com

 

こちらではワンオフマフラー作成をしていただけます。

 今まで行っている車種は国産からフェラーリのような外車まで…

とても幅広いジャンルを受け持っていらっしゃいます。

 

まずお電話でアポをとり、実際にZでお邪魔しました。

とても気さくな店長と、整備士の方が迎えて下さり、自分の理想とする音について真摯に相談に乗っていただけました。

 

様々なアドバイスをしていただけますが、実際に何をどのように作るかはこちらで考えなければいけません。

 

色々迷ったのですが、ここで悪魔の思いつき…

触ストではなく、中間パイプをストレート(直管)にした場合、音はどうなるのか…

 

音量アップは勿論、音がどれくらい賑やかになるのか(音割れはどの程度のものか)

興味が湧いておりました。

 

 

続く。

 

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高音マフラーを目指して…PART7~影が薄い?フロントパイプ~

 

音量の確保が出来て、触媒の後ろにつながるのは、二つの配管を一つにつなぐフロントパイプ。

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(z33純正フロントパイプ)

 

勿論ここも音質・音量に関わります。

ただし、ここは僕的には音よりも「パワー」を調節するところではないかと思っています。

 

違う表現をすると、音の変化を明確に感じることが難しい箇所です。

しかし、いつもドライブする方なら絶対に分かります。

 

勿論ここもステンレスにすれば、エンジン始動からゴォォンというように乾いたサウンドを耳にすることができます。

 

実際に走り出すと、、、、、変わったかな程度。

 

φの大きさはどこのメーカー、または海外製品のでも50φ~60φが多く、イン側50φ、アウト側70φが平均でしょうか。。

 

気になったのはその形状です。2つの配管を一つに合わせるポイントが前側にある純正に対して、少し後ろ側にあるもの、またはその中間にバランスパイプが設けてあるもの…と様々です。これはパワーを出すための構造ではないかと、排圧をコントロールしてトルクアップさせるためではないかと考えます。

 

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(某オークションのフロントパイプ、ステンレス製)

 

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(バランスパイプがあるもの)

 

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(集合した後にサイレンサーが装着されているもの)

 

これは音に影響するのか。。。

長さも限られているし、トグロにでもしない限りそんなにいじるポイントがない。

 

とりあえずφの大きさと材質による音の変化を知っていただくために、参考動画をお借りして紹介させていただきます。

 


Z33 フロントパイプ比較 ノーマル


Z33 フロントパイプ比較 TAIYOオリジナル

 

やはり注意して聞くと違いを感じますね!!

 

私はフロントパイプは以下のものを試しておりますので、ご参考までに^^

 

①某オークションのフロントパイプ

うん、、、、アメちゃん製品だなという感じです。音は賑やかになる傾向あり。

ただ若干ババババ音が気になるところがネックです。

あと溶接部分がなかなか適当で、違う製品に交換する際、中の分岐部分が割れていることを発見しました… 安いだけに、値段相応の作りでした。

 

②HKSのフロントパイプ

これが大失敗!!!当時写真を見て購入するとき、サイレンサーがついてるのを見落としており、装着して走行するとなーーーんにも鳴らない!!!

サクラム落っことしたかなて感じです。。回転数を上げても静寂なままです。

フジツボに近い感じです。サイレンサーは消音とともにトルクアップにつながるものですので、音よりパワー重視の方にはいいのではないでしょうか…

 

 

③パワークラフトのフロントパイプ

現在はこれを装着しております^^ φもイン側からφ50→φ60→φ70と、周りの比べて若干ファイを絞りがちなところがポイントです。

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装着後は思った通り、サクラムに乾いたサウンドがプラスアルファされたような感じです。音が低くなってしまったり、バリバリいうこともありませんでした。

 

ただちょっと変わった鳴き方をするんです。。

3,000回転まで引っ張っていくと、徐々に音は小さくなるのですが、4,000回転を過ぎるといきなりF1サウンドのようなパァァァン!!と鳴り出すのです。

 

低回転から…

ファァァァァァ…ァァァ…ァァン……プァァァァァァァン!!!!!!


フェアレディZ マフラー音

 

というような感じです。

 

いったいどういう原理で起こるのか… 構造の関係で一定の周波数が重なって消音したのち、またばらけて音が鳴り出したのか。リアの方のサイレンサーと関係があるのか…

 

あくまで予測しかできませんが、とても興味があります!!

 

さて、ここで排気は全て変わったことになるのだが…

 

続く。。

 

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さよなら、フェアレディZ…!? 完結~帰ってきた貴婦人~

 

最終的に今あるエンジンをOHすることにしたのですが、やはり費用はかかりました。

 

金額を公開することはできませんが、パッと見たときに自分が大好きな車でこれからも乗りたいと思わないと思い切りが出来ないくらいの金額なのは確かです…

 

 

本当はローン数回でガツンと払いたいのですが、うちがブラックなのでそうもいかず、数年先までローンを組むことになりました…

 

 

Zと離れている期間はとてつもなく長く、寂しい想いをしました。しかし親切にもお店の方が、作業工程をその都度連絡してくださったので、少しでも愛車の姿(パーツ)を見ることが出来ました!本当に感謝しています。

 


それでも我慢出来ずにお店に様子を伺いに行ったりしましたが、お店の方は嫌な顔せず、私に詳細を教えてくださいました。


まずおそらくエンジンオイル減少の原因と疑われたピストンリングですが…

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はい、完全にお亡くなりになっておりました。。。
またピストンの当たり面も不良を起こしており、これにより適切な圧縮が出来ないため、急遽研磨もすることになりました。


またエンジン内もカーボンの汚れがひどく、もう目も当てられないくらいひどい有様だったようです。

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勿論、エンジンオイルは3,000km内で交換していましたし、中古車として購入してから、内部洗浄(フラッシング)や添加剤なども入れておりましたが、

やはりそれだけで蓄積された汚れが落ちるほど、世の中甘くないというのが写真をみてお判りいただけますでしょうか。

 

 

 

 

 

 



前オーナーに文句を言うわけではありませんが、より一層愛車のメンテナンスをしっかりしようと決意した瞬間でもありました。



本当はピストンリングを交換する程度で費用を抑えようとしましたが、もうこれは逆に「これでよく走ってたな…」状態だったそうで、もう洗浄から研磨まで、長く乗れるようフルでやってもらいました!!


そこでまた別の問題が…

プラグが一つ電極熔解しており、これまた整備士さんをびっくりさせたのでした^^;

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これは後々分かったことですが、熱価があってないわけではなく、市場に出回っている安いプラグを購入したことが原因でした。

自分はお金の持ち合わせがなく、しょうがなく「つなぎ」として格安プラグを入れていましたが、もう少しでエンジンそのものをダメにしてしまうところでした…

やはり安心のDENSOかNGKを入れたほうがいいですね!!
見えない箇所に安物を入れてはいけません。。


そして生まれ変わったエンジンがこちら…

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これが本当に中古エンジンか!?というくらい新品同様になりました!!

実際間近で見たときは感動しました!

 

実際走行してみると、エンジン音からして違うのが分かります。

実際OH後にエンジン音を聞くと、今までのエンジン音にはどこか「気だるさ」があったような気がします。

 

素人観点で物申して恐縮ですが、まずは愛車が戻ってきたことに感動しました…

 

お帰りZ!!

 

~完~

 

 

 

 

 

 

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